カレンさんリンクありがとうございます。
日記全部読ませていただきました。
それで思い出した事を書いてみました。

その頃は本当に毎日ひどい状態だった。
ヤクザが新手の会社を作って、うちや同業者のお客さんをかっさらっていた。そのやり方は荒っぽくて手の施しようもなく、ただでさえ少ないお客さんが毎日どんどん無くなっていった。
もともとあまり先が期待できない業界だったから、それを機に店を閉め問屋さんの所で働く事になった。
それからようやくヤクザも一段落してあと2,3日で新しい会社に入るという時、また別な所でお客さんの奪い合いがあった。相手の会社に交渉に行ったがどうにもならずすごすご帰って来た。
その時思ってしまった。
「新しい所に行ってもまたこんな嫌な争いを続けるんだろうな。」
もともとその業界のやり方が嫌いだったし(嫌な事は他の業界でもあるだろうとは思っていたが)、色々な事で疲れきっていたのかもしれないが、それが決定的になった。

その頃は毎晩酒を飲んでは朝吐くって事を繰り返していた。そして夜も何回も目が覚めてしまう状態だった。
それがその次の朝は吐いた胃液に血が混じっていた。
「もう限界かもしれない。」と初めて思った。「病院へ行く」と自分から言った。

病院へ行って診察してもらい、診断書を書いてもらった。とりあえず1ヶ月の休職。
そして駅のレストランで遅い昼食をとった時、何だか落ち着けた。朝の気分などすっかり無くなってサッパリとした感じだった。

結局1度も会社に行かず退社してしまったが、あの時なぜあんなに気分が安らいだんだろう?これで嫌な思いから逃れられると感じたからだろうか?

今はだいぶ落ち着いているが、あの一時ほど心の底からリラックスできた事はないかもしれない。

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