DVD 東宝 2004/05/28 ¥5,040
市川崑監督、石坂浩二主演の名コンビによる横溝正史原作シリーズの最終作。「病院坂の首縊りの家」と呼ばれる古い館に、人間の生首が風鈴のように吊るされるという猟奇事件がぼっ発し、やがてそこから次々と惨劇が繰り広げられていく。名探偵・金田一耕助は、なんと生首の現場におもむいた際に、犯人は誰であるかを見抜いており、その模様は映像でもきちんと描かれているので、目をこらして観てもらいたい。また本作は金田一最後の事件であり、原作ではおよそ28年にも及んでの事件解決となるのだが、映画化に際しては、それを数か月に凝縮している。

横溝夫妻も冒頭とラストで特別出演し、シリーズの終えんをねぎらってくれているのがうれしい。シリーズ常連キャストも、それぞれ名演。特に『無法松の一生』さながらのいでたちと雰囲気で迫る小林昭二がすばらしい。(的田也寸志)

他の方のレビューなどを読んでいて無性に映画が観たくなり、たまたまレンタル店に行ったのでDVDを借りてきた。

どうせなら話題になった作品を借りてもよかったのだが、手始めにと言うか無難に「久しぶりに観たいな。」と思って借りたのがこれだった。

レビューらしいレビューは上手く書けないが、映像が美しく俳優さん達の個性のある演技を見てやはり映画はいいと実感した。

ちなみに原作では犯人がまるで「蛆虫」のような姿で死んでいくのだが、映画では運命に翻弄された人生を美しい姿で終えている。

次は何を観ようかと思うが、また横溝正史物になってしまうかも知れない。

その時の気分次第だろうが。

本当は映画館で映画を観たいのだが、今の所見たいようなものもなくなかなか行く気分になるタイミングも合わない。

※今日は母の検査入院の準備のためデパートへ行った。

DSステーションでダウンロードして初めて「脳トレ」をやってみたがなかなか難しかった。

それとやはり買い物に付き合うのは疲れる。

※本当は今日辺りSIONのDVDが届いてその事を書くつもりでした。

もう届いてもいい頃なんですが。

明日には来るんでしょうか?

コメント

nophoto
gabriel
2007年3月31日22:02

うひょーなかなか懐かしいチョイスですね!

>原作ではおよそ28年にも及んでの事件解決となるのだが、映画化に際しては、それを数か月に凝縮している。
し、知らなんだ・・・。28年はかかりすぎだろ!ってツッコミ入れたくなりますね。金田一耕助は30代の人っていう設定だったような気がします。

>原作では犯人がまるで「蛆虫」のような姿で死んでいく
(-□-;)グ、グロいんだ、本当は・・・。そりゃあ映画では再現したくはないですね・・・。

お母さまがお体が心配ですね。何事も無ければいいですね。

けん
しおん
2007年4月1日20:36

gabrielさん、懐かしいでしょう。
自分は横溝正史の大ファンなのです。
確かに長い事件なんですが、一応これが金田一が手掛けた最後の事件と言う事になっていて、著者の考えもあったと思います。
蛆虫はさすがに表現出来ないでしょね(笑)
原作には原作の、映画には映画の良さがそれぞれあって面白いかったですよ。

母の事心配して頂いてありがとうございます。
年が年なので何もないと言うのもなかなか難しいんでしょうが、大した事にならないといいなと思っています。

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